第3回島邦FAN交歓会を6月25日に開催しました。こちらに書いたとおり、OB高橋くんの新曲「青嵐の譜」を練習し合わせてみることが1つの大きな目的でした。そして、日頃の成果を合奏で確かめ合おうという意味合いを持った会となりました。
企画にあたっては、島根県により5月までは県をまたいだ移動の自粛が求められている中で、自分を含め多くのOBが県外にいる実情からして、胸を張って進められない部分がどうしてもありました。それでも6月になると島根県の公式発表で、県をまたいだ移動制限が解除され、会食の人数制限も解除されました。少しずつ各自が準備を進めてくれていたおかげで、当日は青嵐の譜に必要な全パートが揃うことができたのです。そして大学邦楽部メンバーはというと、最近の学内規程によりOBと合同での練習は計画中止になっていましたが、鑑賞に足を運んでくれました。当日に部員から報告頂いた話によると、学内規程が緩和されて、OBと合同での活動制限も解除されたということで、今年の冬の定期演奏会に向けて一緒に合奏したいという方向でお話しいただきました。本当に嬉しいです。今後も情勢を見て判断していくことにはなりますが、今はいい方向に向かっており、このまま実現に向かうことを切に願います!
今回のメイン青嵐の譜は、実際に演奏して見るととても躍動感と豊かな斬新さに溢れた曲で、エキサイティングな合奏となりました。尺八は総勢4人。三絃、箏1・2、十七絃はそれぞれ1人ずつとなりました。糸方をOBから募るのはなかなか大変なことですが、新・邦楽部指導顧問の田中先生をはじめ、林世津社中のもとに研鑽してきたメンバーが揃い4人のOBが弾いてくれたのはすごいことです。三絃を担当した先輩は遠方からの参加です。卒業以来お箏へ転向していたので10数年ぶりの三絃を担当してくれたのも感動しました。林先生、舟木先生も聴きに来てくださいました。OBの活動や再会を心からよろこんでくださいました。各自が曲を持ち寄り演奏しそれぞれに成果を発揮したり反省することができたと思います。発表できる場があることは楽しいことです。本曲を吹いてくださった方は10数年ぶりとのことでした。私が1回生の時の部長さんは演奏はお休み中ですが現在会計を担当してくださっており、素敵な写真撮影のほか色々と補助してくださいました。
作曲者の高橋一寿さんは、牧野由多可賞作曲コンクールで大賞を受賞しただけでなくその後も精力的に作曲活動を展開されており今回は自作曲の母校への寄贈だけでなくOBの合奏練習を指導し尺八も吹くという大活躍でした。いつもOB会に惜しみなく協力してくださっているOBで尺八演奏家の川崎貴久さんは、2020年に「尺八ソロリサイタル〜千態万様〜」の成果により令和2年度(第75回)文化庁芸術祭新人賞を受賞されたほか、テレビやラジオの邦楽番組でも頻繁に演奏を担当されています。2019年に出版されたCDも実に素晴らしい作品です。まもなく7月4日のNHKラジオ「邦楽のひととき」で演奏を聴くことができますので是非Listenしてください。大活躍しているOBの人たちを遠慮なく巻き込んでしまう私も私なのですが、懐の深さに感謝しきりです。



林先生ご勇退後初めてのOB会ですので、ささやかではありますがお花を手渡して長年のご指導への感謝の気持ちをお伝えしました。
今回のOB会では、不透明であった見通しに対し、合奏するのはまだ先でいいという考えも正解だと思います。是非今こそ集まりたいという気持ちも正解だと思います。私が後者なので、前者であった人も協力してくれたと思っています。心配が払拭されないなか、動いていただいて、本当にありがとうございます!
邦楽部との初演に向けて、また今後のOB会活動に向けて
青嵐の譜のために今回は集まってもらい、生音での合奏を行うことができました。この曲は島根大学邦楽部へ寄贈した曲ですので、初演は今回ではなく、できれば定期演奏会でと考え、計画しております。今後、合奏に向けて、邦楽部と企画を進め、事前練習やリハーサルを含め、引き続きOBの協力を仰ぎたいとおもっています。また、曲だけでなく、多くのOBと集える時間も設けたいと思っていますので、演奏するOB、演奏しないOBにたくさん集まっていただきたいと思っています。
今年の定期演奏会は11月26日(土)です。私の考えとしましては、定期演奏会そのものは島根大学邦楽部のものですので、合同で出演すること以外は邦楽部主体で進めるものだと思っています。合同で演奏させていただき、寄贈曲を初演いただくにあたり、必要な協力を行っていくOB活動としていきたいと思っています。また、前日もしくは当日に、OBの交流会を設けたいと思っています。演奏してくださるOBがたくさんいますので、演奏を兼ねた交流会として計画したいと考えております。
是非、多くの方に集まって頂けることをお願い申し上げます!!具体計画が進むのはこれからとなりますが、まずは一緒に演奏したい、あるいは交流会に参加したいという方のご連絡をお待ちしております。こちらからメールアドレスとともにご連絡頂けますと郵送の手間がはぶけて大変助かります。どうぞよろしくお願いします。